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クリエイターが本当に作りたいのは何? ユダヤ人のダイヤモンド。江戸時代の大トロの価値。病気体験装置。痛み体感カプセル。


イラストレーターが作るものは何か?
デザイナーが作るものは何か?

あらゆるクリエイターが作っているものは何か?

クリエイターが本当に作りたいのは何か?



最近、仕事で描いた絵達を載せたいのですが
「公開NGで」と言われることがたまたま続く今日この頃。


大手企業関係になると、仕事の大小問わず
いち個人の名前は出せない事が多いよう。

逆に、いつか有名人になったら、名前使わして欲しいと
お願いされる訳ですね。 がんばろう!




さて、最近はじめて作ったものがあります。


煮物


「カツオだし」「みりん」「調理酒」「大根」など買って


意外と簡単なのに、うんまかった! 料理って楽しい。
初めてのことは価値ある体験ですなぁ
クリエイターが本当に作りたいのは何? ユダヤ人のダイヤモンド。江戸時代の大トロの価値。病気体験装置。痛み体感カプセル。_d0352145_20340036.jpg
価値ある体験・・・



価値・・・




たまたま、GWに秋葉原で時計をいっぱい見ました。


安い時計から、高価な時計まで。



個人的には、最近のGショックがメタル感あってかっこよかった。


高級コーナーを覗くと、有名なパテックフィリップとか
コンスタンタンとかランゲ&ゾーネ。


1000万円。

正直言って、自分には凄さがわからなかった。

似たような見た目の時計は、となりのブースで3000円で売られている。


ランゲ&ゾーネとか・・・値札みたら800万円とかあったけど、
知識がないと、ただ地味なシンプル時計と見えるだけだった。



愛媛である時期お世話になった社長さんは
ランゲに特注時計作ってもらうような敏腕な方でした。

その方が言われてた言葉


「佐伯さん、物の価値、良さというのは

 大衆的なものと本物、両方見て勉強するんですよ」


その方以外にも、そんな事を言われていた。
「見聞を広めよ」 という単純な事なのか、それとも。


価値ってなんだろう?

人の好み?

ケースバイケース?

まぁ、そのジャンルの頂点と言われるものを知れるなら、
見れるなら見といて損はないでしょう。



でも、現代において腕時計の実用の価値って?

社会の空気や、ビジネス上のファッションアイテムに感じます。
「時間を知る道具」というだけの機能は価値を失いつつある。


絶対に必要ではない。

だけど、高価でも人はそれを欲する。


なぜか。


「社会人なら、大人ならいい時計をしなさい」 という空気があるからだ。



よく出来たイメージ戦略だ。

もしかして、仕事って

具体的な色や材質や形などは枝葉であって、

つくっている根幹は 「空気」なんじゃないのかな?





硬くて加工が難しい、ゴミ扱いだった石 「ダイヤモンド」

だけどその石に 結婚の象徴としての価値を生み出したユダヤ人達。




高級なマグロの大トロは、江戸時代にはマズイと捨てられていた。
価値が生み出されたのは最近。





本物の価値って、もしかしたら

既にあるんじゃなくて

大衆が心のどこかに薄く感じていた空気を

求めている形を、欲しいなと思っている機能を、声をすくい上げて、集めて

ギュッと凝縮して ぽん と提示されたときに誕生するのかな


仕事も、ああ、政治もだ。




全然価値の無い、いまはゴミ扱いされているものが
10年後は価値になっているかもしれない。


医療が発達しすぎたら、

「病気体験装置」とか、「痛み体感カプセル」が価値でるかもしれない。


うーん、

やっぱり価値とか本物っていうのは、川の流れだなぁ



人間がひとりひとり川に流す 空気の玉が 

川に溶け込み 泡になったり

川の水を甘くしたり 辛くしたり 色をかえたり






by imag0960 | 2017-05-15 21:23 | 日常 | Trackback

SAEKI USAGI


生年月日: 1980年2月22日 魚座 O型 独身  出身: 愛媛県東温市  現住所:東京中野→いま千葉浦安

職業:イラストレーター/グラフィックデザイナー/似顔絵師/クリエイター

★YouTubeに、ペットのうさぎくんや、フィギュアやドライブ、趣味の動画をたまにアップしてます。 「佐伯ウサギの趣味チャンネル」良かったら登録してくれたら嬉しいです。 https://www.youtube.com/channel/UCo6JaD9R_4Q4iVkc2ciDpoA



長すぎて最後まで読んでもらえないプロフィール選手権があったら、いいとこまで行けそうなプロフィールがこちら!

愛媛の田舎の山奥で育つ。小学生低学年まで家には水道がなく、母は川で洗濯し、お風呂は父が川からくみ薪で沸かしていた。飲み水は井戸水。川で魚を手づかみしたり、バケツいっぱいにイモリとったり、山には猿がいる…近所に人もそんなにいない、スーパーも遠い、文明があまりない自然だけは豊かな環境で育つ。たまに連れて行ってもらった松山は超大都会に見えていた。物心ついた頃から絵を描くのが好きだった。

愛媛県立松山南高校デザイン科卒 その後広島へ行く。集英社ジャンプへ持ち込みしたり、洋楽にはまったり、生活費稼ぐ為バイトに明け暮れたり。東京で漫画家先生のアシスタントに受かるも、生意気に先生に反論したりして1日でクビになる。自分に絵の才能は無いんだと思い地元愛媛に帰りなんでもいいから働こうと思う。すべてに疲れて、好きだった絵を描くのが嫌になる。

2000年 20歳前後 近所だったからという理由だけで、金属加工会社で汎用旋盤工として勤務。汗と油にまみれる1年。工場なんて誰でも出来る仕事やろ、と最初はなめていた。だけど現実は高い技術と集中力と体力がいった。普通に仕事して普通に生きるって簡単じゃないんだと知った。ヤンキーあがりの同僚が仕事はちゃんとしてたり人は見かけじゃわからないと知る。女の子ナンパに海辺へ夜連れていかれたり真面目な世界しか知らなかった僕に色んな世界があることを教えてもらった。ただそういうヤンチャな人は、人として時々クズだったりもするので、やっぱ僕には合わないなとも思った(笑)。仕事的には安定した日々だったけど、フツフツとやっぱり絵を描きたくなる。なんでもいいからとりあえず絵を仕事にしたくなる。「そんな夢みたいなことで辞めたら後悔するよ」と優しい上司に心配されたけど決めたから退職。同僚のヤンキーくんは「仕事辞めて~」とよく言っていた。僕が言ってすぐ辞めたら「お前すげーな」となんか褒められた。

2001年~2007年 友人の紹介で、地元求人情報会社にバイトで就職。すぐ正社員になる。誌面デザインや表紙イラスト、カットイラストいろいろやることになる。この頃、ひょんな事から佐伯ウサギと名乗ってしまう。その後デザイン会社に誘われ就職した時にも佐伯ウサギをそのまま使用することになる。人生は不思議だ。

いろんな広告デザイン、フリーペーパーの紙面デザインや名刺や・結婚式ウェルカムボード・ギフト用に似顔絵、そこの店舗の接客やレジ打ちなど、やったことない経験を色々する。先輩デザイナーもいなくて、デザイナーは自分一人だったし誰にも教えられないままなんとか独学で制作。午前9時出社し午前4時退社し午前10時出社とか…多忙な日々。ある意味超ブラックだったのかもしれないけど、一緒に紙面作った編集さん達との取材の思い出は、今となっては宝物だ。思い返せば似顔絵も飲み屋でノリで描いてみたのがきっかけだった。本当に人生は不思議だ。予想しないことが起きる。

2008年9月に独立 フリーランスへ。自分ひとりで自由にやると楽しいかもと単純に思ったから。経営の知識もなく、営業のスキルもないけど。屋号、佐伯ウサギデザイン事務所として登録。周りの方に助けられながら愛媛県を中心に活動。部屋の中でデザインするイラストを描くだけでなく、依頼があると地方のお祭り・ブライダルイベントなどで即興似顔絵を行い喜ばれる。部屋で黙々仕事すると息が詰まるのでそんなお仕事依頼は楽しかったです。そして、消費されるだけの作品ではなく誰かの宝物や思い出になる作品を創るってめちゃ幸せだなーと知る。ご縁あり野外フェスモンスターバッシュ等で観て感動してた大好きなウルフルズさんのライブヤッサ2008イラスト描かせていただきライブ後お会いできたのが嬉しかったです。

愛媛で有名なサイト「アイマグ」さんにて依頼がありBlogを書かせていただく事に。

2012年春~秋 河原デザインアート専門学校にて商業イラストレーション非常勤講師を依頼され、短期ならば、僕でよければ!とやらせていただき良い経験になった。

この頃、理解されないかもしれないけど、 作りたいものを作る活動もしたい! と、シャイで臆病だからずっと抑えていた自分を表現するアート方向の創作意欲にも向き合い始める。

頭の中に「一度きりの人生を生きること、不老不死」をテーマに書きたい物語が浮かんだので、半年かけて愛媛が舞台のSF小説「アップルスネーク」を書く。 http://bccks.jp/bcck/114905

2012年秋、芸術といいますか自分が欲しかった神様といいますか、簡単には言えないんですが、サムラビッツ活動を開始。人の悩みから生まれる怪物「悩み龍」を、希望の剣で断ち切ってくれる手乗りサイズの神様。それがサムラビッツ。見た目はウサギ+SAMURAI。神様なんだけど不完全でちょっとドジ。そんな彼の夢は、世界中の悩みに押しつぶされそうな人のそばにいって、悩みをちょっとでも軽くしてあげること。 僕はまずずっと心に引っかかっていた被災地東北まで行って手を合わせる事にしました。そこまでの地続きの街々を軽自動車で走りながら、人々が救われる光の象徴である観光地を訪れ、観光地 × サムラビッツの絵画作品を描く約10日の旅をしました。途中、無性に今すぐ個展がしたくなったから、その絵達を見せるため自分を変えるため、急いで問い合わせや準備をして1週間で愛媛県美術館で はじめての個展 「闇を断つ希望の剣 サムラビッツ展」をむりやり開催。本当に計画性無く、胸からあふれた衝動で動いた活動だけど、意外と多くの方に見ていただけて嬉しかったです。芸術家をやるのに資格はいらないみたいだ

2013年4月 表現者としての経験・挑戦のため33歳で東京へ上京。愛媛の仲間には「東京は絵を描くライバル多いからやめとけ」とか「バイトに明け暮れて帰ってくるよ、そんな若者だいぶ見てきた。君には向いてない」と優しさから心配されたけど、決めたのでいく。

僕はおとなしい人間だが、弱虫ではないのだ。羊の皮をかぶったオオカミ・・・いや、ウサギなのだ!

東京は高層ビルが多いし、電車に乗ったりできるのが新鮮で楽しかった。東京中心以外は昭和っぽく意外と古臭いことも知った。人情もあって冷たい街ではなかった。そんな知り合いもほぼいない東京でアート活動がとんとん拍子にいけばいいんだけど、ちょっと迷いが生まれたのでサムラビッツ活動を休止することにしたり、新しい自分に生まれ変わりたくて、もう似顔絵を描かない宣言をして、だけど描いてほしいという依頼もありがたいことにあって撤回をする。オリジナル創作活動のひとつ「クローゼッ島アニマルズ」活動もグルグルしてたりと、迷走しがちな人間です。お恥ずかしい。ですが、なんとかまわりの優しい人、素晴らしい先輩達のおかげで成長している!…はずです笑。ご縁があり銀河鉄道999等で有名なあの松本零士先生のお家に行ったことも、人生はたまに予想外の楽しいことが起こる!

2016年頃から★NHKや、EテレRの法則イラストなどテレビのお仕事をいただくことが増えてきました。 他にも、★ラスカルでおなじみジェイアニメ様の新キャラ「きのぼりカンガルーシンドーさん」をデザインさせていただいたり。シンドーさんLINEスタンプ好評発売中♪  http://imag096.exblog.jp/23617196

似顔絵だと、★大田区のおおたオープンファクトリーというイベントで2015年から2016年と日本が誇る職人さん達の似顔絵を描き、ヒーローカードにする企画に携わらせていただき好評です! 2017年も関わらせてもらい感謝。

フジテレビ番組 クイズやさしいね 世界が驚いた!日本の思いやりSP 2017年2月21日放送にて、この職人似顔絵ヒーローカードがクイズとして取材いただき放送されました!!

★2016年~ あのクリエイター集団チームラボの、チームラボカメラのグラフィック等制作に関わらせていただくことも。本当人生は不思議

★小学生向けに、わかりやすく日本遺産 四国お遍路をくわしく解説したパンフレットのマンガやイラスト制作  http://imag096.exblog.jp/24300340

などなど、色々とやらせていただいています。ありがたいです。クライアント様のご要望をくんだイラストやデザインを心がけています。ご依頼、お問い合わせはお気軽に!お待ちしております。

メール saekiusagi1@gmail.com (@の前に数字の1があるのでご注意。)

ツイッター https://twitter.com/saekiusagi

★ 佐伯ウサギ作品紹介ページ http://saekiusagi.tumblr.com/

★2009年4月~2015年11月まで、アイマグに書いたブログ記事は一度消えちゃったので、それを保存していたサイトがこちら。半ケツ写真とか若い頃をまとめた記事 http://usagisugukesu.blog.fc2.com/blog-entry-278.html/

★一番初期にネットに書いたブログがこれ。2006年7月~2009年4月まで。懐かしい 特に、大街道でファッションショーをした最初の松山モードフェスで一応主要スタッフの一人として動き、 泣き笑いした思い出の記事は今振り返ると青春だし、超エモいです。こちら https://saekitoyo.blog.fc2.com/blog-entry-391.html


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